NOBU CAR CRAFT NOBUでプチカスタム！クルマはノーマルじゃ楽しくない・・・でも、いきなりフルカスタムは・・・と思っている方！NOBUのお手軽プチカスタムがオススメです！

商品が悪いから仕方がない。

NOBU CAR CRAFT

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

先日、新規のお客さんから

「ネットで買ったエアロを
他店で取り付けたのですが

隙間が15mmくらい空いてる所や
10mmほど浮いてる部分があるので
何とかならないでしょうか？」

という問い合わせがありました。

少し詳しい話を聞いてみると
どうやらそのエアロを
取り付けたお店の人からは

「商品が悪いから仕方がない。」

みたいに
言われたそうです。

まぁこれは
エアロパーツでは
よくある話で

確かに商品がいまいちで
フィッティングが悪いという
ケースはありますが

さすがに15mm(1.5cm)も
隙間が空くというのは
私も聞いたことがありません。

実際に見たわけではないので
何とも言えませんが

普通1.5cmも隙間があったら
人の指が余裕で入りますから
そりゃ誰でも気になります。(笑)

もちろん
誰もが知っているような
有名メーカーの商品なら
まずこんなことはないですが

安価で売られている
無名メーカーやいわゆる
コピー品だったりすると
こういう事もありえるわけです。

しかも
このお客さんのように
それを通販で買うとなると

小さなスマホの画面等で見て
判断しないといけないので
かなり難しいと思います。

エアロパーツは
フィッティングもですが
強度を出すための厚みも
意外と大事なので

これも画像では
ほぼ判断できませんから

いざ商品が届いて見たら

「フニャフニャで
表面が波打ってる。。」

なんてことも
あるわけです。

しかもこれは
塗装作業にかかる前の
ゲルコート状態だと
基本的に艶が無いので
わからないことが多く

作業の途中か
クリアで艶を出してから
目立つようになるので
余計にたちが悪いんです。

もちろんそこまで
仕上がりを気にしないのであれば
気にならない程度のものですが

やはりカスタムが好きな人には
わかってしまう部分なので
できればこのレベルまで
気を使いたいところです。

しかも今回のケースのように
取り付けた後で気に入らない
となっても返品できませんから
これも困ったもので

他にもエアロパーツは
基本的にガラス繊維を
樹脂で固めて作るので
表面に1～2mm程度の穴が
できることがあります。

これは製作中
樹脂の中に入り込んだ空気が
閉じ込められたまま固まり

それが表面を削って
仕上げる際に穴になってしまう
というものなんですが

丁寧にその空気を
抜きながら作れば
数も大きさも
そこまで気にはなりません。

ところが
その作業が面倒だからと
時間をかけず雑に行うと

中に空気がたくさん
残ったまま固まってしまい

表面を削って仕上げた時に
穴だらけになって
中もスカスカなので
強度も低くなります。

そしてそれらは
そのまま出荷されてしまい

届いた先では
お店の人や塗装屋さんが
その穴を1つずつパテなどで
埋めないといけないので
手間がかかり

結果、取り付けの料金も
高くなってしまうんです。

もちろんその穴も
スマホの画面で見ても
絶対にわからないので(笑)

心配な場合は
素材がFRPではなく
純正バンパーなどで使われている
樹脂製(PP ポリプロピレンなど)
の商品を選べば

製造方法が違うので
気泡が入ることもありません。

「じゃあ全部
それで作ればいいじゃない。」

と思うかもしれませんが

実はこの製法
ホイールの鍛造と同じで
メーカーもいいのは
わかっているんですが

作るのに金型や
高価な設備が必要なので
大手以外はそう簡単に
手が出せないんです。

純正のように
何万台分も作るのなら
製作費も回収できますが

市販のエアロだとさすがに
数万台分もは売れないので

基本的に樹脂製のエアロは
値段も高く採用している
メーカーは少ないです。

ですが前述のように
安いFRP製のエアロを買って
後で手直しにお金がかかったり

仕上がりがいまいちで
気に入らないなんてことに
なるくらいなら

少し高くても最初から
ちゃんとしたものを
買っておいた方が
いいと思います。

それにいくら
後でエアロを手直しする
と言っても
当然、限界はあるので

本人が満足できる
レベルになるという
保証もありませんから
あなたも気を付けてください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


＜今日のオススメ＞

エアロパーツのご相談も
ぜひNOBUまでお願いします。

参考までにですが、、

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