今ならまだ間に合います！

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

先日うちのお客さんから

「自分では気付かなかったけど
タイヤが内減りしていて

そのまま走り続けてたら
バーストして大変なことに
なってたかもしれない。」

という話を聞きました。

よく病気でも
早期発見で助かった
みたいな話を耳にしますが

車も同じで
やはり日頃の点検が大事だと
改めて思いました。

なのでここでも
繰り返しお伝えしてますが

このお客さんのように
ローダウンしている車は
タイヤがハの字になって
内側の減りが早くなる

いわゆる内減り
(うちべり)という
現象が起こるので

このお客さんも
タイヤを外から眺めて

「まだ溝があるから大丈夫。」

と思っていたようですが

タイヤの残り溝を確認する際は
フロントは必ずハンドルを
左右どちらかいっぱいまで回して
内側も見るようにして

後ろは内側を覗きこむか
手を入れて溝を確認しないと
正確にはわかりません。

ちなみに
ワイヤーが出てるところに
手を入れると刺さりますから
注意が必要なんですが

定期的にこういったことを
行うのは中々難しいので
洗車の時に見るようにするとか
決めておくといいですね。

それから
これが純正のタイヤなら
問題無いのですが
タイヤの扁平率が40や
35など低い（薄い）場合は

急にタイヤが必要になっても
在庫が無いことも多く
取り寄せに1週間かかる
ということもあって

それがお盆や年末年始などの
長期連休中だとお店や
メーカーも休業していて

タイヤが入荷しないから
車に乗れないということにも
なりかねませんから

自分で点検をして
もしワイヤーが出ていたら
すぐに交換してください。

あと、もしかしたら

“タイヤのワイヤー”

の意味がわからない人が
いるかもしれないので
ここで簡単に説明すると

タイヤは黒いゴムだけで
できてるように見えますが

実は強度を増すために
中に細くて強度のある
ワイヤ―（針金みたいなもの）
が入っていて

このワイヤーがタイヤの中に
放射線状（ラジアル）に
張り巡らされているので
ラジアルタイヤという名前に
なっているんですけど

ワイヤーはスリップサインが
出るぐらいの減りでは
まだ見えなくて

タイヤの溝が完全に無くなって
レースで使うスリックタイヤ
みたいになると出てきます。

つまりタイヤのワイヤーが
見えているというのは
超危険な状態なんですが

当然このワイヤーが
擦り減って切れてしまうと
タイヤの強度は
一気に落ちますから

最終的には
タイヤが裂けてしまい
前述のバースト（破裂）にも
繋がってしまいます。

はっきり言って
ワイヤーが出ている
タイヤで走行するのは
自殺行為に近いですから

あなたもお盆休みまでには
タイヤの点検をしてください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


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