欧州車の方が進んでるのかな？

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

先日うちのお客さんからも
相談があったんですけど

トヨタの
ランドクルーザー300の
マフラーを交換する際に
純正と同じ片側出しなら
問題無いのですが

マフラーが
左右4本出しのタイプだと
車両の底面に付いてる
スペアタイヤを
外す必要があって

その場合、
タイヤ空気圧警報システム
（TPWS）が装着されてる車両は
スペアタイヤを外すと
警告灯が点灯してしまいます。

なので今まで
4本出しタイプのマフラーは
TPWS付車には適合しない
となっていたんですが

トヨタの
正規販売ディーラーで
GTS（ID登録/タイヤ本数登録）
作業（有料）を行い

送信機付タイヤ本数の設定を
"5輪"から"4輪"に
変更してもらえば
警告灯は点灯しなくなる
ということがわかって

これはランクル300に限らず
同じタイヤ空気圧警報システム
（TPWS）が付いてる車両にも
適応されることなんですが

簡単に説明すると
このシステムは
タイヤ内のエアバルブに
取り付けられた
"空気圧センサー"が
空気圧を直接計測し

車両側の受信機へ送信して
空気圧が低いと警告灯が
点灯するようになっているので

普段から空気圧を
まめにチェックをしない人には
便利な機能なんですけど

スタッドレス用など
市販のアルミホイールに
交換する際は

純正ホイールに付いてる
空気圧センサーを
移設する必要があります。

こんな風に
スタッドレスの場合は
毎年センサーを乗せ替えるか
ホイールは純正のままで
タイヤだけをスタッドレスに
履き替えるかとなるので

スタッドレス専用の
市販ホイールを購入して
それに予め
スタッドレスタイヤを組み付けて
シーズン毎に
ホイールごと付け換える
という人が多いんですが

この場合も
別で空気圧センサーを購入して
取り付けておかないと
警告灯が点灯してしまいます。

もちろん
警告灯が点灯したままだと
車検にも通らないので
そのままには
しておけないわけなんですが

純正の空気圧センサーは
1台分（4つ）で
4万円以上はしますし

追加のセンサーを
取り付けた際には

今回の
スペアタイヤと同じように
車両側の設定も
変更しないといけないので

色々なセンサーのおかげで
便利にはなりましたが
手放しには
喜べないような気もします。

これは以前に
うちでAUDIのホイールを
交換した時のことなんですが

この車にも
同じようなシステムが
付いていたんですけど

純正のホイールには
空気圧のセンサーが
付いて無かったので

どこで空気圧を
チェックしているのかと思って
聞いてみたら
車高で判断してるとのことで

空気圧が下がった時の
車高の変化を読み取り
判断しているようです。

なのでこのAUDIの場合は
ホイールを市販品に交換しても
空気圧センサーの移設や
購入は必要ないわけで

この部分だけかもしれませんが
欧州車の方が進んでるのかな
とも思いましたね。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


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