スマホで車が燃える！？

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

少し前に
ここでもお伝えしたように
最近テレビなどでも
火災の報道が多く

これから増々寒くなって
空気も乾燥するので
火の元には注意が必要です。

“佐賀関の火災を見て…”
というお話はこちらから

それで空気が乾燥すると
毎年話題になるのが
“静電気”で

「毎年寒くなると
車のドアノブを触った時に
“バチッ！”とくるから
冬は苦手なんです。」

と言ってた
お客さんもいましたが

最近は自動車メーカーの
純正オプションでも
静電気を除去する
商品があったりして

昔の車だったら
ドアに金属の鍵を刺して
開けていたので
手に静電気がくることも
少なかったんですけど

最近の車は
いわゆるキーレスですから
どうしても指で
車体を触ることが多く
感電してしまいます。

そして特に静電気で
気を付けたいのは
ガソリンの給油時で

これは意外と
知られていないかも
しれませんが

実は静電気が
ガソリンに引火する火災は
毎年発生しており

総務省消防庁によると
ガソリンスタンドなどの
給油取扱所で発生している
火災の件数は毎年30件以上で

このうち10件前後は
静電気が原因の火災
とのことです。

これはおそらく
あなたも知っていると
思いますが

車の燃料として
使われるガソリンは
揮発性が高く
液体から気体に変化しやすい
性質を持っているので
引火しやすく
爆発的に燃焼しますから

給油をする際は
給油口の周りに
ガソリンの気体が広がって
そこに静電気の火花が出ると
火が急速に燃え広がり

静電気は気付かないうちに
発生していますから
注意が必要なんです。

だから
そうした事故を防ぐ為に
ガソリンの給油機には
静電気除去シートが
付いているわけなんですけど

夏の暖かい時期には
それほど静電気を
気にしませんから
冬でもそのまま
忘れてしまうのか

実際、過去に東京の
セルフ式ガソリンスタンドで
車の運転手が給油をした際に
静電気除去シートに触れずに
火花が発生して
車の一部が燃えるという
事故もあって

特にダウンジャケットなど
化学繊維の衣類などを
重ね着すると
衣類同士の摩擦によって
静電気が発生しやすくなる
という原因もあるようで

静電気除去シートに
触れた後でも
そうした衣類を
着た状態で歩き回ると
再度の摩擦で
静電気が発生するので

基本的には
静電気除去シートに触れたら
あまり動き回らず
給油した方が安全です。

ということで今日は
あなたがそうした
給油時の火災に遭わないよう
前述の他に気を付けてほしい
NG行動を3つお伝えするので
参考にしてください。

↓　↓　↓

【1】手袋をしたまま
静電気除去シートに触れる。

これはあたり前だと
思うかもしれませんが

意外と手袋をしたまま
だということを
忘れている可能性もあるので
注意が必要です。

【2】給油中に
スマートフォンを操作する。

これは消防庁も
注意喚起していますが
スマートフォンの画面
(タッチパネル)は
指の静電気を感知して
動いていますから

スマホを操作しながら
ガソリンを給油するのは
絶対にやめましょう。

【3】ガソリンの
継ぎ足しをしない。

継ぎ足し給油は
吹きこぼれの危険性があり
その漏れたガソリンに
静電気などのわずかな火種が
引き金となって大火災になる
可能性があるので危険です。

気を付けてほしい
NG行動は以上ですが

これらは全て
セルフサービスの
ガソリンスタンドを
想定しているので

もし心配なら
フルサービスのお店で
店員さんに給油してもらえば
安心だと思います。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


＜今日のオススメ＞

うちでも今
静電気を除去するグッズを
あれこれテストしているので
使えそうなものがあれば
またここでも
紹介したいと思います。

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