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切断しても大丈夫なの?

NOBU CAR CRAFT

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

最近、純正マフラーを
途中でカット(切断)して付ける
市販マフラーが増えてきました。

その多くが途中で切った
純正マフラーのパイプに
新しいマフラーのパイプを
被せて繋ぐタイプなんですが

接合部分はUボルトや
金属バンドで固定します。

「純正のマフラーを
途中で切ったりして
車検は大丈夫なの?」

と思うかもしれませんが

その市販マフラーが車検対応品で
接合部分から排気が漏れてなければ
問題ありません。

これは前述の通り
国産車では最近増えてきた
取り付け方法で
輸入車では昔からありました。

ではなぜ国産車で
増えてきたのか?というと

最近の純正マフラーは
エンジン(付け根)から出口まで
1本物で継ぎ目がないからです。

たぶんこれもコストダウンの
一環なんでしょうけど

昔は当たり前だった
フロント、中間パイプと
テールエンド部分の継ぎ目が
全くありません。

確かにこれが無いだけで
継ぎ目で使うボルト、ナットや
ガスケットなどが要らなくなって
製造コストも下がりますから

メーカーも頑張ってる
というわけです。

ただ頑張って
コストダウンしてるのに
なぜか車体価格は
どんどん高くなってる
気もしますが、、、(笑)

それで純正マフラーに
継ぎ目がなくて長かったら

「もし事故に遭ったり
穴が開いたりして
純正マフラーを換える時に
作業が大変になって
工賃が上がったり

出口付近だけに穴が開いても
マフラーを丸ごと買って
交換するから
割高になるんじゃないの?」

とも思うんですが

前にもお話した通り
最近の純正マフラーは

昔のように錆びて
穴が開くことも少ないから
大丈夫ということなんでしょう。

そして
そんな継ぎ目がない
純正マフラーの交換に
対応した市販品には
2つの種類があって

1つは前述の
純正を途中で切って
被せるタイプ。

もう1つはエンジン(付け根)から
テールエンド(出口)までを
全部換えるタイプです。

金額的に安いのは
切断して被せる方なんですが

全交換タイプの方が
馬力やトルクが上がる
(性能が高い)ことも多いです。

それから切断タイプは
元に戻すのに
純正マフラーをもう一回
買わないといけませんが

全交換タイプは
交換工賃だけで
元に戻すことができます。

なのでオススメは
全交換タイプとなるんですが
どれも値段が高いです。

例えば軽自動車だと
切断するタイプが
3~4万円だったら

全交換タイプは約倍の
7~8万円くらいします。

もちろん
どちらのタイプでも
対応品であれば
車検も問題ないので
どちらを選ぶかは
あなた次第ですが

金額の安い切断タイプの方が
商品の種類は多いです。

車種によっては
両タイプ販売してる
メーカーもありますが

基本的に値段が高い方が
全交換タイプです。

ただしあなたの愛車が
四輪駆動(4WD)の場合は
ドライブシャフトの関係で

純正マフラーが元々
分割式になってることもあります。

その場合は
全交換タイプじゃなくても
切断は必要ありませんから
注意してくださいね。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


<今日のオススメ>

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