正しいホイール交換の仕方
NOBU CAR CRAFT
こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、
もしかしたら
大分市内に住んでる人は
少し気が早いと
思うかもしれませんが
県内でも降雪地域の人は
そろそろスタッドレスタイヤを
準備していると思います。
そしてそういう方の多くが
自分でスタッドレスタイヤを
付けたホイールに交換している
と思うんですが
うちには毎年
この時期になると必ず
「ホイールのナットが
外れなくなってしまって、、
何とかなりませんか?」
という相談があります。(笑)
以前も電話で
相談を受けたんですが
詳しく聞いてみると、、
自分でホイールを外そうと思って
ナットを緩めたらかたくて
途中で緩まなくなったとのこと。
おそらくこれは前回
ナットを締める時に無理をして
ネジ山がダメになってる
と思われます。
状況としては最悪で
こうなったナットを外すのは
かなり大変な作業です。
ハブボルトを折らないと
取れないこともありますし
ホイールにキズが付く可能性も
高いです。
ホイールをとめてる
車から突き出てるボルトを
“ハブボルト”と呼びますが
これを交換することに
なるかもしれません。
少し専門的な話ですが
実はそのハブボルトにも
多くはないですが種類があって
トヨタや日産などメーカー毎に
ネジ山の間隔(幅)が違うので
ハブボルトなら何でもいい
というわけではありません。
値段は1本数百円程度ですが
取り換える工賃
(車にもよります)が
数千~数万円かかることも
あります。
なのでナットを締める時は
慎重かつ丁寧に行わないと
後で痛い目に遭います。
予防策としては
ナットが少しかたいかな?
と思ったら
スプレータイプの潤滑油などを
吹き付けるのがいいと思います。
それから
ナットを締める順番も
対角線が基本です。
工具はホイールレンチを使って
ある程度締めた後に
トルクレンチで締める強さを
均等に揃えて仕上げます。
トルクレンチには
目盛りが付いてるので
締めてる力の強さが分かります。
なので全てのナットを
同じ力(トルク)で
締めることができるんですが
これが1番大事なことで
よく緩むのが心配で
力まかせに締める人がいますが
必要以上の力で締めると
ネジ山が壊れる原因になります。
手で力いっぱい締めた後レンチを
足で踏んだりする人もいますが
ほとんどの場合締め過ぎです。
つまりホイールのナットは
単純に強く締めればいい
というものではなく
決められたトルク(力)で
全てのナットを均等に
締めなくてはいけない
ということなんですね。
それから
機械(インパクト)を使うのも
あまりオススメしません。
緩める時や締める途中で
少し使う分には構いませんが
仕上げまで機械で行うのは
よくありません。
これも以前に
「近所の整備工場で
スタッドレス付きのホイールに
交換してもらってから
ナットが外れなくなった。」
というお客さんがいたので
実際に調べてみたら、、
その整備工場は主に
トラックなどを扱ってたらしく
トラック用の機械で
最後まで締めこんでました。
当然トラック用のナットは
乗用車よりも大きいですから
そんなもので締めてしまったら
そりゃ外れませんよね。(笑)
ちなみにナットを締める
適切な強さ(トルク)は
市販品のナットの場合
大抵、箱の裏に書いてます。
ナットを締めるだけの
一見簡単そうな作業ですが
間違うと大変なことになるので
自分でホイールを外す人は
十分注意してくださいね。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
<今日のオススメ>
スタッドレスタイヤや
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