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少しマニアックなスプリングの話。。

NOBU CAR CRAFT

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

前回は
車高調を買う時の選び方として

“ショックが車種専用設計に
なっているかを見てほしい”

というお話をしましたが

今日はその続きで
スプリングのお話です。

なので今日のお話は
車高調だけでなく
ダウンサスを選ぶ時にも
使えますから

購入を考えてる人は
ぜひ参考にしてください。

それで以前にも
スプリングの製法には
2種類がある
というお話をしましたが

その時のお話はこちらから

おさらいすると
真っ赤に熱した鋼材を巻いて
スプリングの形にする
“熱間成型”と

熱を加えず
常温で鋼材を成型する
“冷間成型”の2種類です。

基本的に冷間成型で
作られたスプリングの方が
強度があってヘタりも
少なくていいんですが

機械が超高額なので
熱間製法のスプリングより
値段が高くなってしまいます。

そして逆に
熱間成型は簡単なので
コストがあまりかかりません。

だから値段の安い
ダウンサスのほとんどが
熱間成型で作られています。

ちなみに新車に付いている
純正のスプリングは
冷間成型で作られているので

純正は市販品より
値段が高かったりするんですね。

市販品のダウンサスメーカーは
たくさんありますが
国内で冷間成型の機械を
持っているのはタナベだけです。

それでスプリングの
ヘタリに関係する強度は
数値で表すことができるんですが

タナベの場合
“2100N/mm”となります。

タナベのダウンサスの商品名が
“NF210”とか“DF210”とか
“○○210”となっているのは
ここからきていて

他にも
ヘタリに強いことで有名な
RS-Rの“Ti2000”も
この数値が2000N/mmなので
商品名にしているんです。

ちなみにタナベの方は

「数値で比べても
他社メーカーさんより
うちのスプリングの方が
冷間成型で強度がありますから
ヘタリが少ないんです!」

「ホイールで例えるなら
鍛造(たんぞう)と鋳造
(ちゅうぞう)ぐらい違いますよ。」

と熱弁してましたね。(笑)

それからタナベでは
スプリングの材料になる
鋼材にもこだわっていて
カタログにも大きく

「チープな乗り心地のサスは、
大抵チープな鋼材を使っている。」

と書いてます。

最近は
自動車メーカーのコストダウンが
サスの鋼材にまで及んでいて
純正でもそれほど乗り心地が
よくない車種もあるんです。

なのでタナベでは
その辺りも妥協せず
鋼材の品質にもこだわってる
というわけです。

とは言え、、

ダウンサスや車高調を選ぶ時に
スプリングの強度なんて
普通カタログにも書いてませんし

実物を見て手で引っ張っても
絶対にわかりません。(笑)

なので今日は
誰でも簡単にできる
強度の見分け方として

“スプリングの強度は
立ち上げ角(角度)で見る”

というのを
覚えておいてください。

まぁこれはあくまでも
一般的な見分け方なので
例外もあるとは思いますが

基本的に
強度の低いスプリングは
巻いてる鋼材の角度が低く
真横から見た時に寝ています。

反対に強度の高い物は
角度が高く起きているんです。

以前うちでも
実際にあった話なんですが

お客さんから

「他店で購入した
車高調の乗り心地がかたくて
特にリアからゴトゴト音が出る。」

と相談を受けたので

うちで買ってくれた
ホイールを取り付ける時に
見てみたら

リアのスプリングが縮み過ぎて
大部分が密着してました。

誰も乗ってない状態でも
半分くらいが密着していたので
こんな状態で段差をこえたら
ほとんどリジッド状態です。(笑)

まさにスプリングの強度が
車の重さに対して足りない典型で
こうなるとどう調整しても
乗り心地はよくなりません。

しかもこの車高調は
日本のメーカーの商品だったので
お客さんもがっかりしてました。

結局そのお客さんは車高調を
買い直すことにしたんですが

そう安い物ではありませんから
あなたも失敗しないように
気を付けてくださいね。

“スプリングの強度は
立ち上げの角度で見る!”

ですよ。(笑)

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


<今日のオススメ>

もちろんNOBU'S SELECTの
足(あし)プランに採用されてる
タナベの車高調にも
冷間成型のスプリングが
使われてます。

詳しくはこちらから

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