NOBU CAR CRAFT
こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、
先日、お客さんから
車高調の相談を受けた時に
「車高の下がり幅よりも
乗り心地が気になります。」
みたいな話になって
このお客さんは
20年ぐらい前にも
車高調を付けてたことが
あるらしく
「その時はゴツゴツして
乗り心地が悪かったんです。」
とのことでした。
確かに思い返してみると
昔の車高調は感覚的にですが
乗り心地がかたい商品が多く
舗装状況の悪い道路を走ると
車体が跳ねる感じもあって
そもそも車高調自体が
サーキットのレースから
生まれたものですから
初期のものは
もの凄いスピードで走る
レースカーのために整備された
サーキット走行用の
セッティングそのままか
それに近い乗り心地で
市販されてたりしていて
まぁ簡単にいうと
昔はレーシーな乗り心地の
車高調が多かった
ということなんですけど
このお客さんも
そんな経験から
「車高は下げたいけど
車高調を付けるのには
抵抗があるんです…」
という感じでした。
いつもここで
お伝えしてるように
車の乗り心地が
"かたい"や"やわい"
という感覚は
本当に人それぞれで
以前に一般的な
ファミリーカーに乗ってる
お客さんから
「純正の足回りの
乗り心地がかたいから
もっとやわくできないか?」
と相談を受けたことが
あるくらいですから
どんなに乗り心地が良いと
評判の車高調を付けても
絶対に乗り心地が良く感じる
という保証は無いので
そのお客さんには
「例えば減衰力の
調整機能がある車高調なら
多少は後で乗り心地を
変えることもできますよ。」
と説明しました。
減衰力調整とは
ざっくり説明すると
ショックの効き具合の
調整のことで
これを強くすれば
スプリングが
跳ね続けようとする力を
早く抑えることになり
逆に弱めれば
スプリングそのままの状態に
近くなるということなので
"かたい"とか"やわい"という
乗り心地の大部分は
スプリングで決まるんですけど
乗り味的なものは
多少減衰力でも
変えることができます。
ただ前述の通り
車高調自体が
レースシーンから
生まれたものなので
本来この減衰力調整も
サーキットでより速く走り
ラップタイムを縮めるために
調整するものだったので
乗り心地をというのは
厳密に言うと本来の
使い方ではありませんから
あくまでも
その機能を応用して
というのはあるんですが
最近は
スポーツタイプ以外の車にも
幅広く車高調を装着するように
なりましたから
最初から
"乗り心地を調整する"
というコンセプトで
開発された商品もあって
その辺りは購入前に
スポーツ走行向けなのか
街乗り用のモデルなのか
というのを見分ける必要が
あると思います。
また減衰力を調整できない
固定式という車高調もあって
比較的値段は安いんですが
調整式の車高調にも今度は
減衰力調整の段数というのが
また別であり
ちょっと複雑なんですけど(笑)
これは
"減衰力16段調整"とか
"40段調整"とかカタログに
書かれていたりします。
何だかこれだけ聞くと
"16段"よりも"40段調整"の方が
調整範囲が広くて
もの凄くかたくできたり
やわくできたりしそうですけど
これはそういうことでは無くて
もちろん私は
全ての商品をチェックした
わけではないので
例外はあるかもしれませんが
通常それはあり得ないわけです。
なぜなら
前述のように乗り心地は
スプリングのバネレートと
ショックの減衰力との
バランスで決まるものなので
もしそんなに
減衰力調整の幅がある
ショックをメーカーが
設定してしまったら
調整次第で
そのバランスが大きく崩れて
逆に乗り心地が悪くなってしまい
製品として成立しなくなって
しまいますから
メーカーは
おおよその乗り心地が
崩れない程度の幅で
減衰力の調整ダイヤルを
設定しており
16段よりも40段の方が
よりかたくしたり
やわくしたりできる
ということではなく
“段数が多い方が
同じ幅(調整範囲)でも
細かく調整できる”
と思ってください。
それでその
減衰力調整の方法ですが
通常ショックの上か下に
調整用のダイヤルが
付いているので
それを指で回して
調整をします。
なので
フロントが上側調整なら
ボンネットを開けて行い、
下側調整なら
ハンドルを回して
エンジンをきって
ブレーキの奥に
手を入れて行うんですが
実際に
"ダイヤルを回す"
と言っても
車種によってはダイヤルが
全部見えるわけでもなく
手探り状態だったりもしますし
ダイヤルには数字なども
書いてなかったりしますから
「今何段目なのか?」
と頭の中で数字を数えながら
指先の感覚で調整しないと
いけないケースもあるので
初めて車高調を
付ける人にとっては
難しい作業かもしれません。
しかも
エンジンルームに手を入れれば
当然、手や服は汚れますから
"お出かけ前に軽く調整"
なんてことは
まずできないので(笑)
そんな面倒なことは
したくないという人のために
車内から電動で減衰力が
調整できる商品もあって
基本的には
同じメーカーの車高調に
追加する感じなんですけど
減衰力調整ダイヤルに
小型のモーターを付けて
電動でダイヤルを回し
調整する仕組みになっています。
なのでこれを付けると
車内には液晶の
ディスプレイが付いて
ダイヤルの段数も
数字で表示されるので
間違うことも無く
機種によっては
いくつかのメモリー機能や
自動調整機能が
搭載されてたりするので
街乗りはやわらかく
高速道路では少しかため
などの切り替えもボタン1つで
行うことができるんです。
モーターが
スペース不足などの理由で
物理的に取り付けできない
車種もあるので
そこは事前に確認が必要ですが
もちろんそのあたりも
お店に相談すれば
調べてくれるので
気になる方は
1度お近くのカーショップに
相談してみてください。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
PS、それから
これはあたり前ですけど
減衰力を調整しても
基本的に車高が
変わることは無いので
こちらも
覚えておいてください。
<今日のオススメ>
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電動式の減衰力調整機能が付いた
車高調を取り扱っていますから
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